最も歴史のある陸上競技の一つ・やり投げ。2大会連続出場の北口榛花選手。前回の東京五輪では脇腹を痛め決勝で最下位に沈んだ。そして迎えた今大会。日本の女子選手としては初となるやり投げでのメダルに挑んだ。1投目から今シーズンの自己ベストを更新する。海外勢は北口選手の記録を上回ることができず、北口選手は女子フィールド種目初の金メダルを獲得。「1投目で65メートルは人生で投げたことがなかったんですけど、投げられたからもっと投げられると思いましたし、夢の中では70メートル投げられていたので、終わったあとに悔しさも残る金メダルで、やり投げを極めたいと思いました」と話した。