冬眠明けのクマは体力回復のため、草木などを食べて活動量を増やしていく。福島・喜多方市では農機具などが置かれた小屋でクマの親子が確認された。東京農工大学の小池教授によると、人への警戒心が下がり、春先も集落で活動しても大丈夫とクマが学習している可能性があるという。佐藤誠志さん(59)は23年9月、山の中でキノコを採っていると、母グマに襲撃された。大声をあげ、木の棒を振り下ろして抵抗したが、腕や太ももを負傷した。以来、熊鈴をつけるなど厳重な対策を講じるようになったという。小池教授は「クマ対策で重要なのはいかに会わないようにするか」などと指摘する。
