小泉農水相による3度目の備蓄米の放出は随意契約の受け付けが午前10時から始まった。今回売り渡されるのは2021年産の古古古米12万トン。上限に達した場合は2020年産の古古古古米を10万トン放出するとしている。受け付け開始から4時間で合計71社、約4万トンの申し込みがあった。都内のコメ販売店は「市場の動向を2週間程度流れを見極めてからの方が良かったのでは」と指摘。銘柄によってまもなく新米が出回り始めるという。栃木・岡田農園によると去年12月時点で業者と話していた取引価格は60キロ2万5000円。新米の店頭価格について専門家の見立ては3000~4000円とのこと。