横浜市にある日産スタジアムの命名権をめぐり、横浜市の山中市長はきょう、再協議の結果、日産側が5年間で6億5000万円を市に支払う内容で合意したことを明らかにした。来年2月に契約期間が終わる日産スタジアムの命名権をめぐり、日産は横浜市に現在の契約額の半額以下の年間5000万円で1年間の契約更新を求め、一旦はまとまったが、山中市長は命名権は市民の財産だとして再協議を指示していた。来年3月からの1年目は5000万円、その後、段階的に年間の支払額を引き上げ、最終年の5年目は年間2億円を支払うという。これにより、日産スタジアムの名称は来年からの5年間も維持される見通しとなった。また、合意内容には途中解約を行う場合に日産側が支払う金額についても取り決めを盛り込むことにしているという。
