日産自動車が神奈川県横須賀市にある追浜工場での生産を2027年度末で終了すると発表した。追浜工場は1961年に操業開始。最大で2400人の従業員が働いており、人気車種のブルーバードやフェアレディZなど1780万台以上を生産。街も日産の工場とともに発展した。今回の売却発表で地元の人からも「日産自動車がこの町に工場を作ってもらったおかげでこの町も活気あふれた。もう本当に最悪のシナリオになってしまったのかなとかと思って」と語っていた。影響は追浜だけにとどまらない。横浜市には日産の工場に部品などを供給する企業がおよそ800社あり、山中竹春横浜市長は「多くの従業員さん多くのご家族に対して影響があるので従業員に対して最大限の雇用対策を実施するこ一刻も早く対策を打っていかなければいけないというふうに考えている」とコメントした。横浜市は市内の中小企業を対象に経営や資金繰りの相談を受け付ける相談窓口を設置し対応するとしているという。