横浜F・マリノスは日産自動車サッカー部を源流とし、運営会社の約75%の株式を日産が保有している。日産は運営会社の株式売却について複数の企業に打診しているということで、時期なども含め今後慎重に検討が進められる。横浜市の山中竹春市長は、横浜F・マリノスは多くの市民に長年愛着を持たれて活動してきた横浜市のクラブなので、ホームタウン活動・スタジアム活用、地域との連携などが継続して発展していくように市としても行動を起こしていきたいと話した。日産は昨年度の決算で6700億円余りの最終赤字に陥り、経営の立て直しに向けスポーツ関連事業でも見直しを進めている。