ロコ・ソラーレの五輪出場をかけた戦いがスタート。今週、ミラノ・コルティナ五輪開幕まで、いよいよ1年を切る。その五輪代表選考を兼ねたカーリングの日本選手権が首都圏で初めて開催された。普段はBリーグやライブが行われる横浜BUNTAIが、カーリングリンクになった。五輪3大会連続出場を目指すロコ・ソラーレだが、今大会で3位以内に入らなければ五輪の道が絶たれてしまう。女子1次リーグの初戦の相手は、今シーズン、世界ランキング9位の強豪・北海道銀行。黄色のストーンのロコ・ソラーレは1点を追う第2エンド、狙うは北海道銀行の2つの赤のストーン。藤澤五月(33歳)の1投目、2つの赤のストーンを弾く“ダブルテイクアウト”で2点を奪い、ロコ・ソラーレが逆転に成功する。その後、逆転を許したロコ・ソラーレは第8エンド、狙うは密集するストーンをかいくぐり、ど真ん中。藤澤五月の1投は会場も沸くスーパーショットだったが、円の中央に近いのは北海道銀行の赤いストーンで得点とはならなかった。ロコ・ソラーレはリードを許したまま迎えた最終の第10エンド、円の中心に近いのは、わずかにロコ・ソラーレの黄色のストーン。それでも、北海道銀行・田畑百葉(22歳)のラストショットは、赤のストーンを円の中心に弾くスーパーショット。北海道銀行が激闘を制し、ロコ・ソラーレは初戦、黒星発進となった。試合結果は、北海道銀行7−5ロコ・ソラーレ。
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