拉致問題解決への協力を求めてアメリカを訪問していた拉致被害者の家族らが岸田総理大臣に面会し日朝首脳会談の実現を改めて求めた。先週アメリカを訪問し国務省の政府高官らと面会した家族らは「解決に向けた日米間の連携の重要性についてアメリカ側と確認できた」と岸田総理に報告した。家族らは拉致被害者の親世代が存命のうちに全被害者一括帰国が実現すれば北朝鮮に対する独自制裁の解除に反対しないなどとする活動方針を示している。これに対しアメリカ側の理解が得られたとし、岸田総理に対し日朝首脳会談の実現に向けた対応を改めて求めた。