47年前、中学1年生のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんはあさって60歳の誕生日を迎える。母親・横田早紀江さんが記者会見し、「自分も何年生きられるか分かりませんし、向こうで待つ被害者たちの命も分かりません」などと話した。今も安否が分からない拉致被害者は、政府が認定しているだけでも12人に上っていて、健在な親は88歳の横田早紀江さんと有本恵子さんの父親で96歳の明弘さんの2人だけになっている。今月1日に発足した新しい内閣で拉致問題の担当大臣を兼務する林官房長官はきょうの記者会見で「拉致問題は石破内閣の最重要課題。拉致問題の解決には一刻の猶予も許されない」とコメント。