北朝鮮による拉致問題は最初の事件から今年で48年、日朝首脳会談からは23年経っているがいまだ進展はみられない。政府が認定しているだけでも17人の日本人が北朝鮮に拉致されており、この内12人はいまだ帰国を果たせず安否も不明。被害者や家族の高齢化が進んでおり、12人の被害者の親で健在なのは横田めぐみさんの母親で89歳の横田早紀江さん1人だけとなっている。蓮池薫さんはめぐみさんと早紀江さんについてインタビューの中で、この2人をなんとか会わせたいと話していた。今注目されるのはアメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記の動向。トランプ大統領はキム総書記との会談の意欲を見せており、拉致被害者家族は米朝首脳会談が再び実現した時には拉致問題を提起して欲しいとしている。また日本の新しい総理大臣に対しては日朝首脳会談を実現するように訴えている。