日産自動車が神奈川県の追浜工場を閉鎖することを受け、県などと初めて合同の会議を行った。経営再建策として2027年度末までに追浜工場での車両生産を終了することを発表した日産はきょう神奈川県や横浜市、横須賀市などと協議。エスピノーサ社長は「従業員や取引先、自治体などへの対応を丁寧に行っていく」と説明。黒岩知事は「従業員の雇用と地域経済への影響が最大の課題だ」とし、「日産、国、地域行政が一丸となって情報共有し対応していく」とした。日産は追浜工場の約2400人の従業員について、車両生産を移管する九州の工場や他部署、関連企業への異動希望などを今後数週間かけて聞き取っていく。