体操男子個人総合決勝、前回王者・橋本大輝選手と初出場の若きホープの岡慎之助選手が挑んだ。1種目目のゆかでは、橋本選手、岡選手ともに安定した演技をみせる。2種目目のあん馬で、日本のエース・橋本選手がまさかの落下。一方の岡選手はここでも安定した演技を披露。2種目終了時点で全体1位に躍り出る。その後の種目では安定した演技を見せた2人。最終種目の鉄棒を岡選手はトップで、橋本選手は8位でむかえる。先に登場した橋本選手は、大きな失敗なく演技を終えたが、オリンピック連覇の夢が絶たれた。一方の岡選手、14.500の高得点でトップを死守。残すは最大のライバル、中国のエースただ1人。わずかの差で岡選手が金メダルを獲得。日本勢は4大会連続の金メダルとなった。岡選手は「団体と個人で金メダルの獲得を目指して練習してきたので成果が繋がって嬉しい」などコメント。橋本大輝選手は「彼がケガをしてここまで乗り越えて彼の努力と諦めなかった強さに感動した」などコメント。