新型コロナに関する解説。新型コロナウイルスと熱中症対策が要因とみられる驚きに事実があると専門家が指摘している。それが水が飲めない子供が増えているという。水について調査研究している橋本淳司さんが幼稚園と小学校合わせて50校に聞き取りをしたところ、「水は味がしないから苦手」とか「そもそも飲んだことがない」という子供が増えていて1クラスに2人から3人程度がいるという状況になってきているそう。橋本さんは新型コロナ対策そして熱中症対策が子供たちへの指導が影響していると指摘している。新型コロナが流行した2020年以降、感染防止のため多くの学校で校内の冷水機や水道から直接水を飲まないよう指導が進んだ。実際ある民間企業が小中高の子供がいる親を対象に調査したところ、4割以上がこうした指導があったと回答し、このうちおよそ3分の2はコロナ禍以降にこうした指導が始まったという。もう1つが熱中症対策である。今、文部科学省などが熱中症対策には経口補水液やスポーツドリンクを飲んだほうがいいというガイドラインを出している。親や学校の先生などからこうした情報を聞いた子供たちの間では水よりスポーツドリンクがいいという認識が広まっている。スポーツドリンクは熱中症予防には優れているが注意しないといけない点もある。医師によると糖分が多く含まれているため習慣的に飲むなど糖分の取りすぎになってしまうと血糖が上がって倦怠感・のどの渇きなどの症状を引き起こすこともあると指摘している。