自民党総裁選挙。出馬会見で打ち出した茂木幹事長インタビュー。増税ゼロ政策について「増税を決めた時と経済状況が変わっている」とコメント。茂木氏は財源確保策の一つとして日本が外為特会で保有する米国債の運用の見直しに言及した。米国債の売却をめぐっては過去に当時の橋本総理が米国の講演で「米国債を売りたい誘惑に駆られた」と発言。当時から日本は世界一の米国債保有国であったため日米関係に緊張が走った。そして、茂木氏が子育ての財源確保策として打ち出したのがふるさと納税型こども基金。国が設置する、こども基金に個人や企業が寄付をするという形を想定。これにより少子化対策の財源に充当できるとしている。総裁選では金融所得課税の強化も争点の一つとして急浮上しているが、茂木氏は「正しい方向だとは思わない」とした。