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「機能性表示食品」 のテレビ露出情報

小林製薬の紅麹の成分を含んだサプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが寄せられている。これまで接種後に1224人が受診し212人が入院、5人が死亡している。原因については、”プベルル酸”とみられる成分が検出されたが人体への詳しい影響は不明。まだ分からないことも多い一方で、小林製薬の対応の遅れに批判が集まっている。会社の最初の症例把握から公表まで2か月あまりがかかっている。また、国の情報収集制度にも課題があり、重篤な被害情報は指定成分以外の健康食品でも速やかに報告を求めていくよう仕組みを改める必要がある。
今回の問題は健康食品を巡る国の表示制度の課題も浮き彫りにした。今回のサプリメントは機能性表示食品にあたる。機能性表示食品は国が安全性を審査している訳ではなく、事業者みずからの責任で機能を表示している。国が審査して許可する特定保健用食品は資金力がある企業でなければ開発は難しく、中小企業でも開発出来るよう機能性表示食品が制度化された。健康食品には一般の食品にはないリスクがある。消費者も特徴を知り、補助的に利用するという意識が必要になる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月25日放送 23:38 - 23:48 NHK総合
時論公論(時論公論)
今年3月、小林製薬の紅麹サプリメントに関する健康被害が発生。原因は製造過程で青カビが混入したこととみられている。この件をきっかけに機能性表示食品の制度のあり方について議論が始まっている。特定保健用食品(トクホ)は安全性や効果を専門家が審査し、国が許可する制度。根拠となるヒトを対象にした臨床試験には長い年月や費用がかかるため、規制緩和によって2015年に生まれ[…続きを読む]

2024年6月9日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル“紅麹サプリ” 〜健康ブームの死角に迫る〜
先月東京で開かれたヘルスフードエキスポでは、今年初めて機能性表示食品を集めたエリアが設けられた。アベノミクスの規制緩和をきっかけに始められた機能性表示食品制度は、届け出さえすれば国の審査なく企業の責任で機能性の食品を可能として食品産業の活性化を図った。制度の設計に関わった森下氏は、制度には自らが必要なものを買えるという消費者のメリットにつなげる狙いもあったと[…続きを読む]

2024年6月8日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
サタデーウオッチ9デジボリ
取材した科学文化部・島田尚朗の解説。元消費者庁調査官・渡辺大祐弁護士は、不適切な表示のパターンというのはいくつかあると指摘。「大げさに表示」:届け出た表示内容などを大きく超えているという点で問題。「お墨付き広告」:ある機関や国、または特定の人物が本当は認めていないのに、まるでその製品や機能を認めているかのような表示をして消費者を誤認させてしまう。「薬のような[…続きを読む]

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