大地真央、黒木瞳、真矢ミキらが在籍していた宝塚歌劇団は初公演から今年で111年。馬場寛之氏は浪人生の頃、家族の誘いで宝塚歌劇団の舞台を観賞。圧倒的な輝きを放つタカラジェンヌに一瞬でハートを鷲掴みにされ、殊に花影アリスさんに魅了された。妹の陽子さんはバレエ教室に通っていたことがあり、後に娘役で活躍することになるタカラジェンヌ・鞠花ゆめさんと交流を深めた。寛之氏は陽子さんを通じ、タカラジェンヌたちと対面するチャンスに恵まれ、話が弾んだ。だが、「男役では誰が推し?」と聞かれると、「僕、男役には興味ないんです」と笑顔で答えてしまった。