ECB理事会の注目点について伊藤さんは「今回利下げがあるかどうか。前回の理事会後の記者会見では一時休止発言のようなものがあったが、当時は国防支出が増えて景気やインフレが押し上げられるのではないかというところがあったことに対し、ヨーロッパの景気とインフレへの下越し圧力のほうが懸念される状況になっているなかで市場期待は利下げとなっている状況。」などと述べた。中国のGDPについて糸島さんは「1-3月のGDPの成長率は目標の5%を上回っている。数字上では無難な出だしだが、注意点もあって安心材料にはならないと思う。特に中国の3月の輸出が好調だったが、今後は期待できない。4-6月以降の輸出についてはトランプ関税の影響に直面すると見ている。」などと述べた。