EU加盟国の中でウクライナへの軍事支援を支持する人の割合が減りつつある中、ゼレンスキー大統領はEU加盟国などがスペインで開いた首脳会議に出席し、結束と支援強化を訴えた。スペインのサンチェス首相は「結束しなければならないという我々の思いはいっそう強くなっている」などと述べ、各国の首脳は結束や支援の重要性を改めて強調した。また、ゼレンスキー大統領は各国首脳と個別の会談を行った。ショルツ首相との会談後、パトリオットの追加供与の用意が表明されたと明らかにした。ウクライナへの支援疲れが一部で指摘される中、加盟国の国内事情が今後の支援に影響を及ぼす可能性がある。