12日、ドイツメディアはドイツの与野党が、連立政権崩壊による解散総選挙を来年2月23日に実施することで合意したと報じた。ドイツのショルツ首相は当初、来年3月の総選挙実施を見込んでいたが、早期実施を求める声が強まり、与野党が協議を進めていた。総選挙に先立つ下院でのショルツ首相の信任投票は12月中旬に行われる見通しだが、政権は少数与党に陥っていて、否決されることが確実な情勢だ。こうした中、ドイツのZEWが発表した11月の景気の先行きに対する期待指数は7.4と前月から悪化。ZEWは「アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利と、ドイツの連立政権崩壊が影を落とした」と指摘した。
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