一方、アメリカ南部やカリフォルニア州では猛暑が続き、フロリダ州のマナティー湾では海水温が38℃を超えた場所があるほど海の温度も上昇している。異常な暑さは北半球だけでなく、南半球も。現在真冬であるはずのペルーも27.6℃を観測するなどして地元当局は「エルニーニョ現象が異常な暑さを引き起こした」とみている。更に今年の7月は世界の平均気温が観測史上最も暑い月と判明した。EUの気象分析機関は先月1ヶ月の世界平均気温が平年より0.72℃高い16.95℃になり、過去最高記録となったことを発表した。専門家は「これらの記録は人々と地球の両方に悲惨な結果をもたらす」と警鐘を鳴らしている。この暑さは人間だけでなく動物たちにも多くの影響が出ており、数十頭の水牛が大移動している。一体何処へ向かったのだろうか?