旧ソ連であるモルドバではEU加盟の国民投票が行われ、賛成50.5%・反対49.5%の僅差で賛成となった。一方で専門家の駒木明義氏は予想よりもEU加盟派は少なかったとしている。旧ソ連で最も貧しいとされる森戸場ではEU加盟が明るい将来に繋がるとの確信を持てない人もいるのだといい、無理やり加盟に進めばロシアの介入で混乱が発生することも懸念されるという。一方でロシアは買収や偽情報工作などを行ったと見られているが、僅差という結果を受けてロシアの影響力は保たれる形となったという。また、大統領選では親欧米派のサンドゥ大統領の得票は過半数に届かなかったことを受けて、来月3日に決選投票に向かう形となる。