「AIアクションサミット」では、共同声明にアメリカなどが署名せず規制や開発の在り方をめぐる立場の違いが浮き彫りとなった。アメリカ・バンス副大統領ら100以上の国から政府や企業の代表など約1500人が出席した。11日、安全で開かれた透明性の高いAIを追求するなどとした共同声明を発表した。アメリカのバンス大統領は、EUがAIについての規制を設けていることを念頭に、過度な規制に反対の立場を表明。共同声明には、EUや日本、中国など60カ国が署名したが、アメリカとイギリスは署名せず、立場の違いが浮き彫りになった。