トランプ大統領が明らかにした「相互関税」。これは貿易相手国の関税率や非関税障壁を踏まえて自国の関税を引き上げる措置。今回全ての国や地域を対象に基本の関税率を設定、一律10%を課すとし、アメリカ東部時間今月5日に発動するとしている。更に国や地域ごとに異なる税率を上乗せする形で設定、日本につては「24%」の相互関税とすると明らかにした。この措置は今月9日発動となる。また相互関税とは別に輸入される自動車に25%の追加関税を発動された。自動車への関税に「24%」の上乗せはない。それでも日本の自動車産業への打撃となるだけでなく世界経済への大きな影響が懸念される。