ウナギ規制強化案は国際会議で否決された。EUなどはウナギの資源減少を理由としてニホンウナギを含むすべてのウナギを国際取引の規制対象にするという提案をしていた。この規制対象になってしまうと蒲焼などの加工品も含めて輸出する際にその国が発行する許可書が必要になる。2007年に国際取引規制対象「ヨーロッパウナギ」の場合、EUは許可書を発行せず禁輸が続いている。日本はこれに反対。日本側は1990年以降のニホンウナギの資源量が回復傾向にあり絶滅のおそれはないと主張。日本のウナギの供給量は、国内3割、輸入が約7割。このうち9割が中国産。規制強化されると輸出国側の手続きが煩雑になり輸入が停滞し価格上昇につながる懸念があった。きのうの採決では賛成が35票、反対が100票、棄権が8票、反対多数で否決となった。
