宮内庁御用掛として皇室の方々に歌の指導を行う永田和宏氏は上皇后美智子さまを歌人として高く評価してきた。美智子さまが発表された歌には上皇さまを支え、いたわられる気持ちが溢れている。平成15年、上皇さまは前立腺がんの手術を受けられた。お住まいに戻られた時の歌は新歌集におさめられていて、永田氏は「母親のような仕草」、「相手を想う恋の歌でもあると思う」と話す。昭和41年、鳥取県で上皇さま、美智子さまと懇談された10人の若者がいた。4人はこの世を去ったが、今も年に1度は顔をあわせている。
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