夜何人かで集まり、1人ずつ交代で怪談を語って、1つ話が終わるたびにろうそくを1つ消す「百物語」という遊びがある。ろうそくの最後の1本を消した時、妖怪が現れると言われている。明治大正時代には小説のテーマとしてもよく書かれていた。森鴎外は「百物語」という小説を書いているが、最後まで怖い話は出てこない。主人公が好奇心から百物語の場に行き、雰囲気を確かめると、怪談が始まる前に帰ってしまったという物語だ。芥川龍之介も怪談ファンだという。
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