アスリートが身体能力を発揮するには優れた脳の認知機能が欠かせない。パリオリンピック体操男子団体の金メダリスト・岡慎之助と杉野正尭のバランス感覚に注目。演技中、選手は主に平行感覚を司る三半規管などからの情報に加え、目から入る情報によって運動をコントロールしている。運動と脳機能を研究する早稲田大学・正木宏明教授によると、体操選手は景色の認識が難しい高速回転の中でも視覚情報を正しく演技につなげているという。
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