ドジャースの表敬訪問を受けたトランプ大統領は大谷翔平選手を大統領執務室に招き入れた。同じ日、相互関税については厳しい姿勢を崩さなかった。日本に課される税率は24%。石破首相は作田夜、トランプ大統領と電話会談をし、担当閣僚を指名して協議を継続することで一致した。きょうはすべての閣僚による総合対策本部の初会合が開かれ、石破首相は政府が挙げて対応するよう指示した。アメリカとの協議については赤澤経済再生相が担当閣僚になった。赤澤大臣と向き合うのがアメリカへベッセント財務長官とUSTRのグリア代表。東京株式市場では値下がりした銘柄を買い戻す動きから全面高の展開となり、日経平均株価は一時2100円余上昇した。相互関税発表後にはじめて会談したのはイスラエルのネタニヤフ首相でトランプ政権の要請に応じる方針。EUはすでに具体的な提案を行ったという。対抗措置を打ち出しているのは中国で、10日からアメリカからの全輸入品に34%の追加関税を課すとしている。トランプ大統領は自動車分野の貿易赤字への不満を繰り返しあらわにしている。これに対し、武藤経済産業相は慎重に対応を検討するとした。自動車メーカーの経営トップらは武藤経済産業相と意見交換を行った。トランプ政権の相互関税発動はあす午後1時すぎ。