きょうのテーマは、防災における口腔ケア。災害時に断水した場合、歯磨きをためらってしまうことがある。口腔ケアを怠ると、虫歯や歯周病のほか、誤嚥性肺炎になるリスクがある。誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が食道ではなく、気管のほうに入り、肺の中で増殖し、炎症を起こすもの。阪神・淡路大震災では当時、肺炎が災害関連死の24.2%を占めた。避難所での口腔ケアの徹底が意識されるようになった。災害備蓄用の「水のいらない液体ハミガキ」は、5年間保存できる。コップに適量の液体ハミガキを入れ、口に含んでよくすすぐ。吐き出した後ブラッシングする。その後は水ですすがなくてもいい。実際に使用した木村は、使用感はすっきりしている、少しだけ泡立つが、普通にハミガキした後のすっきり感があったなどと話した。使用した歯ブラシは、ウェットティッシュなどで拭き取って乾燥させる。液体ハミガキは、国が示す、発災後から3日後ごろまでに避難所への支援として優先的に供給する物資に含まれている。液体ハミガキは、洗口液のマウスウォッシュとは異なる。木村は、水や歯ブラシがない場合、ガーゼやティッシュを指に巻いて、歯を磨くといい、唾液を出すことがポイントだなどと話した。
