日本で1番早い初日の出の時刻を計る。国立天文台の柴田さんに話しを聞いた。早く初日の出を見るなら、母島の南崎が良いという。日本の冬は南東に行くほど日の出が早くなる。本土で最も早く日の出がみられる富士山頂よりも母島の小富士の方が早く見られるという。確かめるために船で母島にやってきた。日の出を目指して夜の山道を歩く。はしごを上り、小富士の山頂に到着。標高は86m。11月15日、富士山頂の日の出は6時10分ごろ、母島の小富士山頂の日の出は5時50分、富士山頂よりも20分早く日の出を見ることができた。柴田さんに報告すると、無人島も含めるともっと早く日の出がみられる場所があるという。日本の最東端にある南鳥島だという。海上自衛隊に連絡をしてみるが、南鳥島での上陸撮影はNG、一般人の立ち入りは制限されているという。気象庁、国土交通省、海上自衛隊に就職すれば南鳥島に行ける可能性がある。南鳥島に派遣経験のある飛行隊の光末さんを紹介してもらった。膨大な排他的経済水域を持つ南鳥島の維持と防衛が任務。南鳥島は周囲約5.5キロの島、お店などはない孤島だが、食事は1週間に1回届く物資を調理担当が調理するのだという。勤務経験のある田尻さんによると、南鳥島では飛行隊が飛んでくる日はカレーなのだという。海上自衛隊に入隊すると、南鳥島に行ける可能性はある。