1992年まで夏と冬のオリンピックは同じ年に開催されていた。バルセロナ五輪で男子マラソン8位に入賞した谷口浩美さん。レース中に転んでしまいレース後のインタビューで「こけちゃいました」と発言し大人気となった。メダリストでないのに連日話題となった。そんな谷口さんは現在緑のおじさんになっていた。妻・理沙さんは23歳年下。谷口さんが引退後、実業団の監督をしていた時のマネージャーで2人の子宝にも恵まれる家族4人で暮らしている。理沙さんはリラクゼーションサロンを経営しており、谷口さんは年数回の講演会・ゲストランナー以外は主夫として家族を支えている。当時の最高年収は2000万円。12年前から故郷・宮崎で暮らしている。昨年、脳梗塞で倒れたが迅速な対応で体調は順調に回復。自分の子どもが通う陸上教室にも週に2回参加している。37歳で現役を引退、60歳まで実業団や大学で陸上を指導していたが現在は指導はせず手伝いをするだけだという。
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