アーティスティックスイミングについて。規定要素がある演技の「テクニカルルーティン」、自由演技の「フリールーティン」、今大会から新たに加わった7つのアクロバット演技を行う「アクロバティックルーティン」の3つの種目の合計点でメダルを争う。テクニカルルーティンの日本のテーマは「雷」。速く激しく動く演技だった。フリールーティンの日本のテーマは「チェス」。連続した足技などで盤面上を行き来する駒を表現した。アクロバティックルーティンの日本のテーマは「Alligator」。活発なワニを表現した。日本は3種目合計880.6841で5位入賞となった。種目別ではテクニカルルーティンで3位、フリールーティンで6位、アクロバティックルーティンで7位だった。三井氏は「新ルールでどうなるか分からない状況で、日本にも金メダルの可能性はあった。3日間の日程で選手の負担も大きい中、メダル圏内の戦いが出来ていたと思うが、悔しい結果だったと思う」などと話した。
パリ五輪から大幅にルールが変更された。これまでは技の完成度・できばえ・芸術性を100点満点で評価していた。2022年の秋に大幅にルールが変わり、新ルールでは技の完成度と芸術性の合計得点で争うことになった。またコーチカード(演技構成書)で演技構成を事前に申請し、申請通りに演技ができていない場合は大幅減点となる。さらに男子も1チーム最大2人まで参加可能となったが、今大会では男子の参加はなかった。そして今大会では五輪で初めてプロテスト(審判団への抗議)も可能になった。演技終了後30分以内に500スイスフラン(約8万5000円)を一旦支払うと、ビデオ判定ができるという仕組み。異議申し立ての結果判定が覆るとお金は返還されるという。今大会で日本は第1種目のテクニカルルーティンでプロテストを行い、ビデオ判定の結果順位が6位から3位に上昇した。三井氏はルール変更の目的について「今までは減点方式で審査員の主観が入ってしまっていた。それを無くして1つ1つの技をしっかり評価しようという狙いがあるとみられる」などと話した。その上で「1つの技が認められないだけで得点がガクッと落ちてしまう。また演技が難しい技ばかりに偏って演技・表現の幅を狭めることになりかねない」などと課題も指摘した。
デュエットの今後の試合日程について。高校2年生の期待の逸材・比嘉もえ選手と、チーム1の対応力を持つ佐藤友花選手が出場する。日本時間の10日(土)にテクニカルルーティンが行われる。テーマは「Cool Japan」。メイクは目頭に切れ長にいれたシャープなラインと、水しぶきのような白とブルーのコントラストが特徴。11日(日)にフリールーティンが行われる。テーマは「ペガサス」。メイクは羽のような独創的なラインを上まぶたに描き、力強く軽やかに飛び回るペガサスを表現する。三井氏は2人について「ペアを組んで間もないが、技術力の高さが特徴」などと話した。
パリ五輪から大幅にルールが変更された。これまでは技の完成度・できばえ・芸術性を100点満点で評価していた。2022年の秋に大幅にルールが変わり、新ルールでは技の完成度と芸術性の合計得点で争うことになった。またコーチカード(演技構成書)で演技構成を事前に申請し、申請通りに演技ができていない場合は大幅減点となる。さらに男子も1チーム最大2人まで参加可能となったが、今大会では男子の参加はなかった。そして今大会では五輪で初めてプロテスト(審判団への抗議)も可能になった。演技終了後30分以内に500スイスフラン(約8万5000円)を一旦支払うと、ビデオ判定ができるという仕組み。異議申し立ての結果判定が覆るとお金は返還されるという。今大会で日本は第1種目のテクニカルルーティンでプロテストを行い、ビデオ判定の結果順位が6位から3位に上昇した。三井氏はルール変更の目的について「今までは減点方式で審査員の主観が入ってしまっていた。それを無くして1つ1つの技をしっかり評価しようという狙いがあるとみられる」などと話した。その上で「1つの技が認められないだけで得点がガクッと落ちてしまう。また演技が難しい技ばかりに偏って演技・表現の幅を狭めることになりかねない」などと課題も指摘した。
デュエットの今後の試合日程について。高校2年生の期待の逸材・比嘉もえ選手と、チーム1の対応力を持つ佐藤友花選手が出場する。日本時間の10日(土)にテクニカルルーティンが行われる。テーマは「Cool Japan」。メイクは目頭に切れ長にいれたシャープなラインと、水しぶきのような白とブルーのコントラストが特徴。11日(日)にフリールーティンが行われる。テーマは「ペガサス」。メイクは羽のような独創的なラインを上まぶたに描き、力強く軽やかに飛び回るペガサスを表現する。三井氏は2人について「ペアを組んで間もないが、技術力の高さが特徴」などと話した。