今年11月に行われるアメリカ大統領選挙。不倫口止め料をめぐる裁判での有罪評決を不服として、控訴する方針を表明したトランプ前大統領。量刑は判事から来月11日に言い渡され、自宅軟禁や禁錮刑が科される可能性がある。2020年の選挙ではトランプ氏が敗れたことに不満を持ったトランプ氏の支持者の一部が暴徒化し、連邦議会議事堂を襲撃する事態となった。アメリカでは選挙の運営に関わる職員の38%が有権者からの嫌がらせや脅迫を受けたことがあるとの調査結果もある。こうした状況に先月バイデン政権が投票所の職員の身の安全を守るための対策会議を開く事態に。前回の選挙が不正だったと訴えるトランプ氏の支持者たち。世論調査では今年の大統領選の結果が「信頼できる」と答えた、民主党支持者の割合は87%にのぼったのに対し、共和党支持者では47%にとどまっている。トランプ氏や支持者たちは投票用紙を集計する機械を問題視している。プログラムが不正に操作されてトランプ氏からバイデン氏に票が流れたと主張している。投票集計機メーカーのボーディング・ワークスは設計や技術の情報を全て公開し、不正が疑われにくい投票集計機を開発した。ボーティング・ワークスのベン・アディダさんは「民主主義と選挙の安全性を懸念している。選挙に対する信頼が失われれば民主主義が損なわれる」などと語った。