党内で米国大統領選挙からの撤退圧力が強まっていたバイデン大統領は21日、選挙戦から撤退する考えを表明し、民主党の後継の大統領候補としてハリス副大統領を支持する考えを示した。民主党内では22日、バイデン大統領が撤退した場合の後継候補として名前が取りざたされていた、ミシガン州の知事や、イリノイ州の知事も相次いでハリス氏への支持を表明した。また、民主党の重鎮・ペロシ元下院議長は22日、SNSに“私はハリス副大統領を米国の大統領に推薦する。彼女がわれわれを勝利に導いてくれることを確信している”と投稿し、支持を表明した。民主党内では、現時点でハリス氏以外に候補者指名を目指す動きはなく、ハリスを支持する動きがさらに広がっている。