11月のアメリカ大統領選挙に向け、民主党候補・ハリス副大統領と共和党候補・トランプ前大統領による初めてのテレビ討論会が開かれた。ハリス副大統領は「米国の中産階級や労働者を引き上げるプランがあるのは私だけだ。トランプ氏は大恐慌以来の最悪の失業率を残した」、トランプ前大統領は「ハリス氏はプランがない。バイデン氏のコピーをしている。見たことのないインフレに見舞われている。おそらく米国史上最悪だ」と述べた。両候補は、ABCテレビ主催の討論会に登壇し、経済や移民などの政策について激しい応酬を繰り広げた。全体としてはハリス氏が主導権を握る展開で、CNNテレビが実施した緊急世論調査によると、63%がハリス氏を勝者とした。討論会を受けトランプ氏が率いる新興メディア企業「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」の株価が急落。ハリス氏が推進するクリーンエネルギー関連企業の株価が上昇してる。