中東情勢にも影響を与える米国の大統領選挙は、投票日まであと1か月に迫った。最新の全米の支持率は、ハリス副大統領49.1%、トランプ前大統領46.9%ときっ抗している。トランプ前大統領は党の指名獲得後、繰り返し集会を開催。いまトランプ陣営が強化しているのが郊外や農村部での戸別訪問。戸別訪問の武器は、事前に集めたデータベース。性別や年齢、支持政党などの情報を活用。1軒1軒くまなく回る、まさにどぶ板選挙。初めて戸別訪問に参加した27歳男性は、牛400頭を飼育する酪農家だが、民主党政権になって以降、経営は大きく落ち込んだ。ハリス副大統領を支持する気持ちにはなれないという。
ハリス陣営も、米国・ペンシルベニア州で繰り返し集会を行っている。ハリス副大統領の人気を支えるのが、都市部の学生。ペンシルベニア州第2の都市・ピッツバーグ。学生ローンなどの経済負担を軽くしてくれると期待が高まっていた。課題は学生ら若者の投票率が低いこと。トランプ陣営ほど組織的ではないが、学生どうしの横のつながりで、投票に行ってもらうよう呼びかけている。さらにSNSで若者の取り込みを図る。約500万人のフォロワーを持つインフルエンサー・トリダンラップさんを党大会に招待。ふだん見られない党大会の裏側を発信してもらい、知名度アップにつなげようとしている。ダンラップさんは「投票先を決めていない有権者を獲得するための課題は、ハリス副大統領がどんな人物か理解されていないこと」と語った。
ハリス陣営も、米国・ペンシルベニア州で繰り返し集会を行っている。ハリス副大統領の人気を支えるのが、都市部の学生。ペンシルベニア州第2の都市・ピッツバーグ。学生ローンなどの経済負担を軽くしてくれると期待が高まっていた。課題は学生ら若者の投票率が低いこと。トランプ陣営ほど組織的ではないが、学生どうしの横のつながりで、投票に行ってもらうよう呼びかけている。さらにSNSで若者の取り込みを図る。約500万人のフォロワーを持つインフルエンサー・トリダンラップさんを党大会に招待。ふだん見られない党大会の裏側を発信してもらい、知名度アップにつなげようとしている。ダンラップさんは「投票先を決めていない有権者を獲得するための課題は、ハリス副大統領がどんな人物か理解されていないこと」と語った。