アメリカでは社会主義を支持する若者が増えてきている。ニューヨークではゾーラン・マムダニ氏という人がニューヨーク市長の候補者になった。現ニューヨーク州議会議員でイスラム教徒、民主社会主義者で、不平等がある時代に億万長者はいらないと主張している。6月に行われたニューヨーク市長民主党予備選で、元ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ氏に勝利した。家賃値上げの凍結、市営バス・託児所の無償化、富裕層への増税などの社会主義的な政策が若者や移民から支持されている。三牧聖子は、アメリカの若者は既成政党への絶望を強め民主党vs共和党という左右の政治から既成政党vsアウトサイダーの上下の政治に変化していると指摘している。