トランプ大統領は約2週間前、約800人の州兵をワシントンに派遣。その後6つの州から応援の州兵も投入して現在2200人超になっている。24日からは武器の携行も始めた。トランプ大統領は首都がギャングや犯罪者に占拠されていると話しているが、警察の統計では去年の凶悪犯罪の件数は過去30年間で最低水準となっている。ワシントン・ポストなどの世論調査では、トランプ政権の措置に地元住民の8割が反対している。専門家は、トランプ大統領の本当の狙いは治安対策ではなく民主党支持者が多いワシントンで権力を誇示しトランプ化を進めることだと分析している。複数のアメリカメディアは、トランプ氏がワシントンの乗っ取りを進めていると報道している。ホワイトハウスの執務室を金色に飾り付けたほか、庭には巨大な星条旗も建て派手好みなトランプ氏仕様となった。