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「気仙沼みなとまつり」 のテレビ露出情報

宮城県気仙沼市はサンマの街。2024年も不漁にあえぐ中、10月下旬に第81豊清丸が数年ぶりとなるサンマの大漁をもたらした。水揚げに4時間かかり、漁獲量は102トンにもなった。売り上げは4600万円。船頭の中舘捷夫さん(83)は「怪獣」と呼ばれる。娘・千恵子さん(52)は声が大きく、話し声が“怪獣”と語った。サンマ漁は年間8か月がオフシーズン。その間も船は毎日点検する。怪獣は昭和40年代に32歳で船頭になった。かつては一隻で年間3~4億の売り上げがあり、気仙沼地区だけで3600人の船員がいたが、現在は100人ぐらいまで減ってしまったという。妻・泰子さんは61歳で亡くなり、現在は一人暮らし。春から腰痛とめまいに悩まされ、自宅から2時間かけて仙台へ通院している。夜通し働くサンマ漁師の生活習慣が染み付いていて1日2時間ほどしか眠れないという。
第81豊清丸は東日本大震災で岸壁から100m離れた道路に打ち上げられた。海へ戻すには1億円の費用が必要だったが、会社は船の存続を決めた。震災の翌年から、サンマ漁をもっと知ってほしいと、夏祭りで船を一般開放している。子どもたちがサンマ船に触れる貴重な機会となっている。
ここ4~5年、サンマの水揚げが過去最低を記録する中、中舘さんは2024年も漁に出た。三陸沖は世界有数の漁場として知られるが、温暖化などの影響により11月ではありえないほど海水温が高く、サンマの姿はなかった。気仙沼から700キロ北上し、海水温が低い公海を目指した。磯貝遥大さん(26)は最年少の乗組員。4ヵ月で1年分の給料を稼げるとサンマ漁師の魅力を語った。サンマ漁は夕方から夜明けまで操縦席を離れることができない。ライトでサンマをおびき出すが寄って来なかった。燃料代は1回の漁で500万円。乗組員18人の生活もかかっている。ついにサンマの群れを見つけた。網にかかったサンマを巨大ホースで一気に吸い上げ、氷を投入して甲板下の船倉に収めた。中舘さんは海が荒れると予想し、宮城船団13隻は集魚灯をたたんだが、予想が外れてしまった。他の船団がサンマを獲る中、中舘さんは指示に従った仲間をねぎらった。1回の漁は約1週間。宮城船団は連携してサンマを追い続ける。中舘さんの背中を見て若い漁師も育っている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月4日放送 17:30 - 18:00 TBS
Nスタ(ニュース)
宮城・気仙沼市では航海の安全や大漁を祈願する「気仙沼みなとまつり」が開かれた。祭りでは、地元に伝わる手踊りや虎舞など11団体、約500人が通りをパレードした。祭りは今回が72回目。

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