2011年3月11日東日本大震災。死者1万5900人、行方不明者2520人。宮城県気仙沼市では最大20m超の津波が押し寄せ死者・行方不明者1434人。震災から14年が経ち復興が進む中、子供たちは当時の記憶がなくても伝え聞いた震災の記憶を次の世代に語り継ぎたいという若い世代が増えている。気仙沼市内で行われていたのは中学生高校生による語り部ガイド。気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(気仙沼向洋高校旧校舎)を取材。生徒は高台に避難し全員無事だった。語り部ガイド80人のうち中学生高校生は25人。高校一年生福岡未央さんに話を聞いた。福岡さんは2歳の時に被災した。