東京の夜空を彩った約220発の花火。花火が打ち上げられている場所は地震などの災害が起きた際に避難場所の1つ。花火の形は避難場所のマークをモチーフにしていた。主催したLINEヤフーは花火が避難場所を知るきっかけになればと実施した。きのう各地で祈りが捧げられた。14年前の東日本大震災では死者1万5900人、今も行方不明者2520人。それぞれの思いを胸に過ごしたそれぞれの14年。岩手・大船渡市では3月11日を前に平成以降最大規模の山林火災が起きた。地域住民は再び厳しい現実に直面している。岩手・陸前高田市出身の佐々木朗希が声明を発表「日本以外で迎える初めての3月11日ですが、自分にとって特別な日でることに変わりはありません。故郷では新たな自然災害が発生し多くの方が被災されたことに胸を痛めている。一野球選手の自分にできることは限られているがこれからも変わらず故郷と繋がっていたいと思います」とコメント。地震発生の午後2時46分、追悼と復興を込めた祈り、ここから15年目が始まる。