気候変動の影響で暮らしを奪われる気候難民は、難民条約で保護の対象とされていない。国際NGOなどからは保護の対象とすべきとの声が高まっているが、気候難民が膨大なうえ、それぞれの要因も複雑。世界の難民と避難民の数は過去最多の1億人を超える中、新たな枠組みを構築するのは用意ではない。今回のCOP28では、これについての基金の運用方法など決まる見通しだが、根本的な問題の解決はCO2排出量の削減。現在の各国の削減目標では気温上昇を抑えるには大きく足りていない状況。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.