「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の爆発現象が相次いで発生し、世界各地でオーロラや磁気嵐を観測。GPSなどに影響が出るおそれもあるとして情報通信研究機構が注意を呼びかけている。情報通信研究機構によると今月8〜10日にかけて、太陽フレアを6回確認。この爆発によって放出された強い電磁波や高エネルギー粒子などが地球に到達している影響で世界各地で普段見られない地域でもオーロラを観測。茨城県石岡市にある気象庁の地磁気観測所でも磁気嵐を観測し、1924年に観測を始めて以降9番目に大きな変動幅。情報通信研究機構は「人体への影響はないものの今後数日間GPSや一部の通信に障害が出るおそれがある」として注意を呼びかけている。