気象庁によると、東日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため関東甲信は大気の状態が不安定になっていて、千葉県などで局地的に雨雲が発達している。今夜にかけて雷を伴って激しい雨が降るところがあり、あす朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東南部で70ミリ、関東北部と甲信で60ミリと予想されている。気象庁は雨雲が予想以上に発達した場合などには警報級の大雨になる可能性があるとしている。これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、突風、それにひょうに十分注意するよう呼びかけている。