昨夜7時8分、鹿児島県・大隅地方に線状降水帯が発生した。現在の福岡・天神の映像を紹介。九州北部に現在、活発な雨雲がかかり続けていて、線状降水帯が発生する可能性がある。きのう鹿児島県鹿屋市では道路の側溝から水があふれた。指宿市では道路が冠水し動かなくなった車から救助された人もいた。肝付町でも道路の冠水で車2台が立ち往生し3人が救助された。町民は「7時くらいが一番強かった」と語った。警察などによると、指宿市では市道沿いの斜面が4か所で崩れ、鹿屋市でも県道沿いでがけが崩れた。いずれもけが人の情報はない。鹿児島県に住む視聴者からも「怖いくらいの雨」などの投稿があった。指宿市ではおとといからきのうまでの雨量が435ミリを観測。道路はガードレールの高さまで冠水し、家の前も川のようになっている。住人によると水の高さは1m以上に達し、家の中は床上まで浸水したという。姶良市でも川の水位が上昇。福岡、佐賀、長崎、熊本、大分ではきょう明け方から夕方にかけ線状降水帯が発生する可能性がある。気象庁は土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけている。
きのう気象庁は中国、近畿、東海で「梅雨入りしたとみられる」と発表した。平年よりいずれも3日遅い梅雨入り。関東甲信は早ければきょうにでも梅雨入りする可能性があるという。
きのう気象庁は中国、近畿、東海で「梅雨入りしたとみられる」と発表した。平年よりいずれも3日遅い梅雨入り。関東甲信は早ければきょうにでも梅雨入りする可能性があるという。