水戸市で柔らかい食感と甘みが特徴の「水戸の柔甘ねぎ」の出荷が最盛期を迎えている。「水戸の柔甘ねぎ」は水戸市などの農家17軒が生産している特産品で農産物や食品などの特産品を国が地域ブランドとして登録する地理的表示保護制度に登録されている。この時期は出荷が最盛期を迎えていて、水戸市の生産者である園部潤一さんのハウスでは1.2mほどに育ったネギの収穫が行われている。甘みが詰まっている白い部分は通常より1.5倍ほど長く、柔らかい食感と辛みが少なく甘いのが特徴。収穫されたネギは余分な葉が取り除かれ束にして箱詰めされた。ことしは大型連休明けに暖かく、よい天候が続いたため例年どおり甘く大きく育っているという。園部潤一さんによると、辛みが少ないため生でも食べやすく、サラダの他、ご飯に切ったネギを乗せ鰹節と醤油をかけて食べるのがオススメだという。