茨城・ひたちなか市にある子猫たちの保護シェルターを取材。ミルクボランティアの活動をする鯨岡久美子さん。人に捨てられたり、母猫とはぐれたりした子猫を保護し24時間態勢で世話をしている。子猫たちに新しい家族を見つけてあげたいという思いで去年、このシェルターを作った。活動を始めて5年。鯨岡さんはこれまで200匹近くの子猫の命を救ってきた。5月からの3か月間で保護した数は21匹。猫の放し飼いが原因で望まれない妊娠も増え、そして遺棄。全国で保護される幼い猫の数は年間およそ2万匹。衰弱して発見されるケースも多い。幼い猫は殺処分の対象になりやすく全体の6割で、その数、年間およそ6000匹。鯨岡さんは夫と2人の娘の応援の下、シェルターに泊まり込んで活動をしている。この日、鯨岡さんが訪れたのは茨城県の動物指導センター。保護されていたのは民家の敷地で発見された子猫。シェルターに戻りけがや異常がないか体をチェックする。鯨岡さんがまず行ったのは保温。衰弱している子猫の中には吸い込む力が弱くミルクを飲むことができず、命を落としてしまうことも。3時間置きに昼夜問わずミルクを与えなくてはならない。
3週間後、78グラムで保護された子猫は239gにまで成長してた。子猫の場合、ちょっとした異変が命取りになることも多く心配が尽きない。ことしの5月、茨城・桜川市で発見された4匹のきょうだい猫。かなり衰弱していたため1匹はシェルターに来てから1週間後に死んでしまった。残された3きょうだいのうち、おなかが張った状態になってしまった子猫が。急きょ、車で2時間かかる都内の動物病院へ向かう。特殊な症状が出たときは小さな体に負担がかからない方法で治療してくれる獣医師を訪ねている。病院では排せつ障害と診断された。その後、病気は完全に治り、2匹は一緒に新しい家族のもとへ。鯨岡さんがミルクボランティアを始めるきっかけは段ボールに入れられていた母猫と2匹の子猫との出会いだった。鯨岡さんは迷わず保護し、2匹の子猫は新しい家族に譲渡した。鯨岡さんは猫の様子をSNSにアップして、新しい家族探しにつなげている。その活動を知った人たちが子猫の食費や医療費を支援してくれている。お手伝いしてくれるのは二女のりりちゃんだった。
78グラムで保護された子猫は1か月で体重は500グラム近くに増えた。この日、初めて離乳食に挑戦する。生後1か月の子猫の平熱は38度ほどだが39.3度あった。かかりつけの動物病院へ行くと通称、猫かぜと呼ばれるウイルス性の感染症と診断された。免疫力が弱い子猫は高い確率で感染し、場合によっては重篤化するため十分な注意が必要だという。2週間後、熱は収まり、すっかり元気に。この日、鯨岡さんがやって来たのは埼玉・さいたま市のホームセンター、島忠ホームズ与野店。ここで譲渡会が行われる。無事、譲渡が決まり現在、子猫は先住猫と仲よく遊びながら新しい家族のもとで幸せに過ごしているそう。
3週間後、78グラムで保護された子猫は239gにまで成長してた。子猫の場合、ちょっとした異変が命取りになることも多く心配が尽きない。ことしの5月、茨城・桜川市で発見された4匹のきょうだい猫。かなり衰弱していたため1匹はシェルターに来てから1週間後に死んでしまった。残された3きょうだいのうち、おなかが張った状態になってしまった子猫が。急きょ、車で2時間かかる都内の動物病院へ向かう。特殊な症状が出たときは小さな体に負担がかからない方法で治療してくれる獣医師を訪ねている。病院では排せつ障害と診断された。その後、病気は完全に治り、2匹は一緒に新しい家族のもとへ。鯨岡さんがミルクボランティアを始めるきっかけは段ボールに入れられていた母猫と2匹の子猫との出会いだった。鯨岡さんは迷わず保護し、2匹の子猫は新しい家族に譲渡した。鯨岡さんは猫の様子をSNSにアップして、新しい家族探しにつなげている。その活動を知った人たちが子猫の食費や医療費を支援してくれている。お手伝いしてくれるのは二女のりりちゃんだった。
78グラムで保護された子猫は1か月で体重は500グラム近くに増えた。この日、初めて離乳食に挑戦する。生後1か月の子猫の平熱は38度ほどだが39.3度あった。かかりつけの動物病院へ行くと通称、猫かぜと呼ばれるウイルス性の感染症と診断された。免疫力が弱い子猫は高い確率で感染し、場合によっては重篤化するため十分な注意が必要だという。2週間後、熱は収まり、すっかり元気に。この日、鯨岡さんがやって来たのは埼玉・さいたま市のホームセンター、島忠ホームズ与野店。ここで譲渡会が行われる。無事、譲渡が決まり現在、子猫は先住猫と仲よく遊びながら新しい家族のもとで幸せに過ごしているそう。