養殖かきの生産量で全国の約6割を占める広島県では、今シーズンは約9割が死んでいる場所もあるという。変色したかきは商品にならない。水産庁が先月行っ た聞き取り調査によると、愛媛県の一部海域や香川県・兵庫県などでも「5~9割のかきが死んでいる」という回答があった。広島・水産海洋技術センターによると被害の要因は海水温が高くなったこと、塩分濃度が高まったこと、海の酸素濃度が低くなったこと。広島・尾道市の水産加工会社ではかきのむき身を年間約3600トン取り扱っているが今シーズンは仕入れ量が半分以下に落ち込み、スーパーなどへの販売は冷凍かきでしのぐが売り上げへの影響は避けられないと考えている。
