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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
趣旨説明
広島カキSOS
大量死の謎と産地の苦悩
牡蠣の産地として知られる広島・安芸津町。養殖業を営む島村さんは家族と技能実習生の9人で切り盛りしている。初めて直面した牡蠣の大量死。9割が死滅した。飲食店にも影響が広がり、フライなどに使うむき身は市場から地元産以外のものを仕入れている。広島市内のスーパーでも牡蠣コーナーは縮小し値段も高騰。被害は来シーズン水揚げ予定の牡蠣にも影響が及んでいる。通常、牡蠣の養殖には1~3年かかるため、島村さんは実質無利子の融資を受け急場をしのいでいる。全国の生産量の8割を占める瀬戸内海を襲った牡蠣の大量死。広島県立水産海洋技術センターは海の環境の変化に着目している。去年の猛暑による高水温と、雨不足による高塩分が牡蠣の大量死に繋がったと推測する。江田島で牡蠣を養殖する門林さんは、生産者を盛り上げたい思いから去年11月に牡蠣の品評会を開催した。
牡蠣の養殖の歴史は室町時代に始まったと言われている。昭和30年代にいかだ養殖が普及。瀬戸内海沿岸は波が穏やかで、川から運ばれる栄養分によりプランクトンが豊富にあることなどから、牡蠣の一大産地となった。笠岡市で牡蠣の養殖業を営む藤井さんはいかだ養殖で生産してきたが、数年前からバスケット養殖を導入している。来シーズンはすべてバスケット養殖に切り替える予定。
宮城から仕入れた牡蠣の稚貝。門林さんは宮城の牡蠣を育成し窮地をしのごうとしている。門林さんのもとには牡蠣購入者からの励ましのメッセージが届いている。島村さんも先が見えない不安と戦っている。瀬戸内の海から上がる悲痛な叫び。牡蠣を守る賢明な取り組みが続く。
(エンディング)
次回予告
NNNドキュメントの次回予告。
