氷見市の社会福祉協議会の職員たちが能登半島地震での対応を振り返り、課題や教訓などを共有する研修会が昨夜開かれた。研修会には地震の発生直後から障害者など要支援者の安否確認や、災害ボランティアの受け入れなどにあたった職員およそ30人が参加した。社協が運営する保育所を担当するこども支援課は断水で給食が作れなくなり、保護者に弁当の持参をお願いしたことや、サイズによってはおむつが不足したことなどを共有した。また障害者支援課からは自力での避難が難しい人の避難場所や、経路を定めた個別避難計画の作成が進んでおらず避難できない人が多かったことや、2月以降精神面に関する相談が増えて多忙になったことなどを紹介していた。